「早漏」は治療可能! 射精までの時間を薬で3~5倍に延長する

公開日: 更新日:

 日本では「早漏は治療できる」ことが認知されておらず、エビデンスに基づいた早漏治療を行う医療機関も非常に少ない。しかし世界では早漏は広く研究されており、国際的なガイドラインでは定義や治療法が示されている。

「早漏の定義は、国際性機能学会のガイドラインでは、挿入後1分以内に射精してしまうこと、あるいは男女がともに満足できる時間まで挿入時間をコントロールできないこと。早漏が原因で性生活を避けようとし、人間関係や日常生活、心理状態まで支障をきたす人もいます」

■日本人の40%が該当

 国際性機能学会のガイドラインで示される早漏治療は3通り。薬物療法、行動療法、カウンセリングなどの精神的治療だ。ただ、効果が高く、使用方法が簡単な点から、代表的な治療は薬物療法となっている。

「早漏の治療薬として使われるのが、脳内のセロトニンの働きを増強させるSSRIです。中でもダポキセチンは即効性があり、代謝が早く副作用が少ない点が評価されており、早漏に対するオンデマンド治療に有効であることが6000人を超えるランダム化比較試験でも示されています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!