コロナワクチン副反応救済 新たに5件の死亡一時金、9件の医療費を認定

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 今回の審議結果を含む新型コロナワクチンに関する累積申請受付数は5477件となり、うち認定件数は1242件、否認125件、保留24件となった。

 ちなみに同審査部会は否認理由を「①予防接種と疾病の因果関係について否定する明確な理由はないが、通常の医学的見地によれば否定する論拠がある②予防接種と疾病の因果関係について否定する明確な根拠がある③疾病の程度は通常起こりうる副反応の範囲内である④障害の程度は、政令に定められる障害に相当しない⑤因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である」と分類している。今回の否認の5件は①5件だった。

 なお、新型コロナワクチン接種がスタートして12月12日でおよそ1年10カ月が経過。この間、およそ3.58億回の接種が行われ、厚労省には医療機関からだけでも3.5万件(10月8日まで)の副反応と、1907件(10月28日まで)の接種後死亡件数が報告されている。

 同審査部会は認定にあたって、事例ごとに「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」との考え方に基づき審査しているとしている。

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