【血圧】「心拍出量」と「血管抵抗性」で決まる 上が140以上で高血圧
昔はもっと基準が甘く、1987年以前は上が180以上になって、ようやく高血圧と診断されていました。それがどんどん下げられて、2008年に130となったのです。しかしさすがに行き過ぎの声が大きく、現在は上述のように緩和されています。
このように基準自体が上下しているわけですから、健診で血圧が多少高めだったとしても、あまり深刻になる必要はなさそうです。(永田宏・長浜バイオ大学メディカルバイオサイエンス学科教授)