著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

他者との心の距離をコントロールする「コード・スイッチング」

公開日: 更新日:

 8月15日に放送された「カズレーザーと学ぶ。」に出演した際、相手と心を近づかせる会話術として、私は「コード・スイッチング」という話し方を提案させていただきました。

 コードというのは、「言葉」を指します。すなわち、言葉をスイッチングすることがコード・スイッチングなわけですが、意図的に変えることで相手との距離感も変えられるんですね。

 たとえば、とても仲の良かったカップルがケンカをしてしまい“別れる”となったとき、突然、「今までありがとうございました」と敬語になったりします。急に敬語を使われたことで、言われた方はいやおうなしに心の距離感を感じる──。このように、言葉の質やニュアンスをスイッチングすることで、相手に対する印象を意図的に変えられるわけです。

 では、人に好かれやすくなる言葉とは何か? それが、タメ口を効果的に差し込んでいくことです。一般的には、目上の人や距離感がある人に対してタメ口を使うというのは、評価が下がったり嫌われたりすると思います。しかし、あるポイントを押さえれば、好意的に受け止められるようになるのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主