何度も繰り返しやすい「ぎっくり腰」は簡単な筋トレで予防できる

公開日: 更新日:

 突然の激しい腰痛で動けない──。「ぎっくり腰」で脂汗をかいた経験はないだろうか。海外では魔女の一撃と呼ばれるほどの痛みが走り、何度も繰り返す人は少なくない。再発を防ぐにはどうすればいいのか。あいちせぼね病院院長の伊藤全哉氏に聞いた。

■くしゃみで再発することも…

 ぎっくり腰とは、急激に起こる腰痛の通称で、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれる。激しい痛みから「仕事に行けない」「料理や洗濯ができない」など、日常生活に支障を来す。通常1~2週間程度で自然治癒するとはいえ、一度発症した人であれば二度と経験したくない痛みだろう。

 ぎっくり腰を起こす仕組みにはさまざまなものがあるが、そのひとつとして、腰骨の関節の動きが大きく関係している。

「腰は、積み木のようにいくつもの背骨が連なってできています。それらは椎間関節でつながれ、腰を丸めると関節は開き、反らすと閉じる。関節は袋状の関節包に包まれていますが、いきなり重い荷物を持つと緩んだ関節包は関節の間の骨に挟まれ激痛が生じるのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇