昔も今も腰に負担がかかる生活をしていないのになぜ腰が痛い?
そもそも歩くという行為は、股関節、膝、足首の関節を連動して動かさなくてはなりません。年を取ると足が上がりにくくなりがちですが、その悪い姿勢のままで長年過ごしていると、腰や膝に負担がかかり、痛みが出てくるのです。
ちなみに老化による足の上がりにくさの一番の原因は、片足でバランスを取りながら支える筋力の低下が考えられています。
人間は十分に片足を上げ、その間、反対側の足でしっかりバランス良く支えないと二の足を踏み出すことができません。それが年を取るとこの片足でのバランス能力が低下してしまうため、足が上がりにくくなってしまうわけなのです。
また腰椎椎間板ヘルニアなどにより神経を圧迫し、座骨神経痛が発生している場合もありますが、この方の場合はそんな原因もありそうです。
さっそく患部である椎間板4カ所に特殊なジェルを針入させるセルゲル法を実施しました。幸いにも施術後にさっそく効果が出たようで、1週間後には痛みはもうなくなり、痛み止めの薬も飲まずに済むほど回復されました。