椎間板ヘルニアで手術を勧められた…やるならセルゲル法で
「2週間前に転倒し、尾てい骨にひびが入っていると診断されました」
こう言って広島から遠路はるばる当院を受診されたのは、56歳の男性。バスの運転手をされている方です。
「第1腰椎も圧迫骨折。今は歩くときは問題ないんですが、しゃがんで立つときと中腰姿勢での作業時、腰からお尻、そして右足の後ろにかけて鈍い痛みとだるさがあります」
現在は日常的にコルセットを装着しながら休業中とのこと。中学生のときにはすでに椎間板ヘルニアを患い、過去には整形外科への通院歴が数回あり、牽引治療も経験があるとのことでした。
この男性の場合、腰に問題を抱えて長いからか、リハビリの重要性をしっかり認識しており、理学療法士の指導のもと、ストレッチによる筋肉トレーニングをすでに受けておられました。私たちが行うセルゲル治療についても事前に調べ、十分に理解している様子。
「今はこうしてコルセットを着けて休業していますが、この間、通院する病院で診てもらったら、前より椎間板ヘルニアがかなり飛び出ていて、手術を勧められたんです。でも私は、手術をするのであればセルゲル法を、と思っています」