高齢者の本人確認書類は限られている…マイナンバーカードは作るべき?
金融機関などのお金に絡む手続きは、名義人本人が写真付きの本人確認書類を提示することが大原則。全国銀行協会によると運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、マイナンバーカードなどが紹介されている。
働き盛り世代なら問題なく所持しているだろうが、高齢者は紛失や期限切れ、返納、未申請で所持していない可能性がある。まずは子供がしっかり確認し、必ずひとつは所持するようサポートしたい。
たとえば運転免許証なら、自主返納と同時に運転経歴証明書を発行してもらうことができる。すでに自主返納していても5年以内なら発行申請が可能だ。いずれも手数料は1100円。詳しくは最寄りの警察署や運転免許センター、運転免許試験場に問い合わせをするといい。
パスポートは2020年2月3日以前に申請されたものなら、1点で本人確認書類にできるが、それ以降の申請なら別に住所記載のある証明書を添付することになるので注意したい。発行にかかる費用は1万1000~1万6000円。詳細は都道府県のパスポートセンターへ。