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西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

高齢者施設の見極め…問い合わせ時の応対と現場の雰囲気がカギ

公開日: 更新日:

 自宅での暮らしが難しくなった親のため、高齢者施設への入所を検討している人は多いだろう。 今はネット検索により簡単に希望する地域の各施設情報が手に入るので、調べれば調べるほど選択肢は増えるはず。ホームページを公開している施設も多く、判を押したように「アットホーム」「自由な生活」「快適な暮らし」などの宣伝文句が並ぶのもお約束だ。

 賢明な皆さんならおわかりでしょうが、これらの言葉を真に受けるのは危険だ。では、何を基準に判断すべきなのか? いくつか私の経験からご紹介します。

 最初に確認すべきは問い合わせへの対応だ。メールでやりとりできることは重要で、しっかりした施設なら翌日には担当者から返事が来ます。担当者が休みでも、「本日は担当の〇〇が不在なので、〇〇日までに〇〇よりお返事差し上げます」などと反応があるもの。逆にメールを送っても反応がなく、電話したらようやく気付いてもらえた……。なんてところは考え直したほうがいい。

 電話の場合は担当者にスムーズにつながること。受け答えの質も、自身の基準で判断する材料になるが、後々のためメモを準備し、担当者名などはしっかり記録していくことも忘れずに。

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