著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

「睡眠不足」は記憶力、精神面、認知症リスクに影響を与える

公開日: 更新日:

 また、アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβというタンパク質は、睡眠中に脳の血管から脳外へ排出されていきます。そのため、睡眠時間が足りないとアミロイドβが脳に蓄積され、認知症リスクが高くなってしまうともいわれています。

 私たちが想像している以上に睡眠不足は恐ろしいことです。仮に寝る時間が十分に取れないのであれば、睡眠の質を高める工夫をするようにしてください。睡眠に対する投資は、未来のあなたを健全へと導くのです。

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堀田秀吾著(日刊現代・講談社 900円)

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