世界中の火山が噴火の不気味…2月は“巨大地震”に要警戒
アリューシャン列島→ペルーと地震の連鎖が不気味に符合。46年と同じパターンなら、来月中旬にも大地震が国内で発生するかもしれない。地震・火山研究の第一人者である武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏(地球物理学)はこう言う。
「いつどこで大地震が発生するのか、正確に予測することはできません。しかし、東日本大震災以降、国内で大きな地震が起きていない。16年4月の熊本地震は、東日本大震災の2000分の1程度の規模でしたから『大地震』の枠からは外れます。大陸プレートは常に同じペースで動いていますので、時間がたてばたつほどプレートにかかるストレスはたまっていきます。長い年月にわたってストレスがたまり続けると、大地震発生のリスクも高まるのです。46年の連鎖地震と同様に、日本国内で近々、大地震が起きても不思議ではありません」
昨年12月19日には、政府の「地震調査研究推進本部」が、北海道千島海溝沿いでM8.8以上の超巨大地震の発生が「切迫している可能性が高い」と発表した。対策しておいた方がよさそうだ。