地震で部屋が散乱…“正しい片づけ方”を危機管理のプロ指南
震度7の大揺れで生活がガタガタになった北海道は、少しずつ日常生活を取り戻している。復旧は何よりだが、地震で部屋がメチャクチャになったときは、片付け方にコツがあるのをご存じか。実は、片付け方を誤ると、ケガをしたり、最悪の場合、命の危険もあるというのだ。危機管理アドバイザーで、「kipuka」代表の早川大(はじめ)氏に詳しく聞いた。
「例えば本棚が倒れたとき、本が棚に中途半端に残ったまま立てようとすると、残った本が飛び出してきて危ない。いったん外に全部出すのがコツ。その後、棚を戻すなら、余震に備えて必ず固定することです」
簡単な固定の仕方は、本棚と床の間の手前側に折りたたんだ新聞紙(朝刊1日分)を差し込むこと。壁側に少し傾くことで、前に倒れにくくなるという。背の高い棚には応用できる。
「棚の上部と天井の間に突っ張り棒を入れて固定する場合、点ではなく、なるべく面で支えるように天井に薄い板をあてるといい。でも、一番のおすすめはL字形の金具。棚の天板と壁にあててネジで固定するのです」
■関連記事
-
森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記 雅子さんが訴訟に初めて勝った!大阪高裁が森友文書「不開示」判決を取り消し、法廷の拍手鳴りやまず
-
もぎたて海外仰天ニュース 拳銃で自ら命を絶とうとした瞬間、愛犬に顔をなめられて…我に返った米消防士の「告白」に広がる共感の輪
-
今、こんな「昭和の街」が大ブーム 「にこみ 鈴や」京都の姉小路通り、レトロな玄関灯に照らされた民家で近江牛のモツや伝助穴子を堪能
-
買うならどっち? 独自目線でジャッジ 節約にもつながるPB商品、芋けんぴの硬さや甘さは? ローソンPBとイオンPBを食べ比べ
-
もぎたて海外仰天ニュース たった330円のチップがあれよあれよと613万円に! 米で失意の配達員を救った警官の粋な計らい