地震で部屋が散乱…“正しい片づけ方”を危機管理のプロ指南

公開日: 更新日:

 本棚をはじめ棚を元に戻すのは、「最低でも地震発生から2週間後」。余震に備えるためだ。

 同じ棚でも、食器棚は特に要注意だという。

「棚の中身を出して作業するのは本棚と同じですが、必ず軍手などの手袋をして、底の硬い靴を履くこと。食器の片付けでケガをする人はかなり多いのです。普段から大きな皿の上に小さな皿を重ねておくと、揺れたときに大きい皿の上で小さな皿が動いてバランスをとるために、棚から落ちにくくなります」

 家電はどうか。

「プラグが外れかかったところにホコリがつき、火災を引き起こすリスクがあります。必ずプラグはすべて抜き、ブレーカーを落とし、プラグのホコリを拭いてからブレーカーを上げてコンセントに差します」

 家屋が倒壊していなくても、扉枠や窓枠が歪んでいると、いったん閉めると開かなくなる恐れもある。部屋に閉じ込められないよう、開けられるドアは開けながら、作業をするのが肝心だという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  3. 3

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  4. 4

    SixTONES新冠番組を潰しにかかるTBS日曜劇場の本気度 道枝駿佑、松本潤、目黒蓮が強力な"裏被り”連発

  5. 5

    長渕剛「理不尽と戦ってほしい」鹿児島の母校卒業生にエールも…元女優から新たな告発

  1. 6

    侍J井端監督が正捕手に据えたい大本命は…3月強化試合への招集は「打倒甲斐」のメッセージ

  2. 7

    「胎動」と「混迷」が交錯するシンドイ2年間

  3. 8

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  4. 9

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 10

    ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ