大地震から家族を救うために活用したい「4つのサービス」
車で東京から脱出するには「TOYOTA 通れた道マップ」
大震災後には、東京を捨てて他地域の親族や縁者の元に身を寄せようという人は多い。しかし、車で物資を調達する被災者らのため道路は大渋滞が予測される。その際に使えそうなのが、トヨタの道路情報サービス「通れた道マップ」。
トヨタ車の一部には盗難対策などで車載通信機が装着されている。このデータを利用したもので、実際に車が走って通行できた道路がわかるのだ。もちろん、通行止めも把握できる。
■給水車や救急隊員が今どこにいるか知りたい「ビット・パーク/ここココ」
地震発生後の避難生活の中で「救急隊員」「消防車」「救急車」「医療派遣チーム」「重機」「給水車」の位置がわかればこれほど便利なことはない。
「今のところは自治体や団体向けではありますが、GPSの位置情報を活用することで、消防車がどれくらいで到着できるのか、給水車がどの小学校にいるのか現在位置がわかります。広域災害時に自治体の対策本部に設置し、人員の配置にも役立ちます」(ビット・パークの広報担当者)
近い将来、タクシー配車サービスのように、どこにいるかアプリで見られる。
■助けを家族や警察に最短で通報する「iPhone/緊急SOS機能」
iPhoneには一刻を争う場合の「緊急SOS」機能がある。
iPhone7以前の機種は電源ボタンを5回押す。8以降の機種は電源ボタンといずれかのボリュームボタンを同時に長押し。
すると、「ブー、ブー、ブー」という警告音が出て、その画面を左から右にスワイプすると「警察110」「海上保安庁118」「火事、救急車、救助119」が表示される。そこをタップするだけで通報できる。
端末の位置情報が緊急連絡先に伝えられるため、声が出せなくても自分のいる場所を知らせてくれるスグレもの。緊急連絡先や血液型などを登録しておくことも可能だ。同様のサービスはAndroidにもある。