悠仁さまが通った「お茶の水女子大学附属幼稚園」 最古の幼稚園の教育方針と選抜方法
「まず最初の関門は第1次検定。ある意味、ここが最難関といえるかも」と振り返るのは、数年前に長女が3年保育に合格したという保護者の女性。この段階で、3年保育は男女各60人、2年保育は男女各40人まで絞られるのだ。
その方法は、大学講堂で行われる公開抽選。壇上に置かれた1~100の球が入った抽選機を園長がグルグルと回す。そこで出てきた球のナンバーが37だとすると、37、137、237…の受験番号を持った受験者が当選。それぞれの人数に達するまで、抽選が続けられ、当選した者だけが第2次検定に進むことができる。
「どんどん決まっていき、もうダメかなとあきらめかけた時に、こちらの持っている番号が出た。それ以上、抽選機を回すことはなかったので、正真正銘、最後の最後。ラッキーでした」
■第2次検定で注意すべき点
第2次検定は小集団テストと面接。入試を設けている幼稚園の大半で行われている選抜方法だ。落ち着いて臨めるかどうかが合否を分けるが、小学校受験と違って、テクニックはそれほど必要ない。