あなたはどっち派? シチュー「かける・わける論争」ハウス食品が提案した“ご飯と一緒”の狙い
毎月20日は「シチューライスの日」。ハウス食品の商品であり、シチューをご飯にかける新たな食べ方の提案だ。
料理をつくる側にとっては助かるが、「シチューはスープ(おかず)」と考える人にとってはちょっと物足りない。
なぜ、ご飯にかけようとしたのか?
「会社などの飲み会が多く、父親が不在になりがちな金曜日の夕食はシチューが多いというデータがあります。さらに、お客さまの声から、『シチューは子供や女性(母親)は好きだが、男性(父親)はあまり好きではない』というシチューの“旦那問題”に着目しました。シチューは、味が優しい、ボリュームがない、白いからご飯と一緒に出しづらいなどの潜在的なモヤモヤがあることもわかりました。また、召し上がり方も『かけ派』と『わけ派』に分かれており、結婚などをきっかけに異なる“流派”に出合った時の衝撃から社会問題化しているようでした」(ハウス食品広報担当者)
ということで、同社は2016年に「わけ・かけ投票」を実施。「ごはんとわける」が58%、「ごはんにかける」は42%という結果が出た。