10.9鳥島近海地震に気象庁「原因分からず」とお手上げ…まだ終わらない津波続発に要注意!
鳥島近海では今月5日にもマグニチュード6.5の地震が発生。八丈島で30センチの津波を観測した。気象庁は「地震活動は当面の間、継続すると考えられる」として注意を呼びかけている。
「長期にわたって続く可能性があります。日本列島や近海を震源とする地震を引き起こしている要因は主に太平洋プレート。3.11の余波が続いていると言っていいでしょう。巨大地震に続く揺れが落ち着くのは、同程度の規模か、やや小さい規模の地震が再度発生した後というのが大体のパターンです。例えば、1896年の明治三陸地震による余震が落ち着いたのは、1933年の昭和三陸地震以降です。実に40年近くかかっています。人工衛星の測量データを分析すると、宮城や福島あたりは現在も地殻変動が続いています。その意味で3.11は現在も進行中であり、太平洋プレートの動きが活発化している以上、日本列島近海の地震や、それに伴う津波は、しばらく続く可能性があります」(高橋学氏)
日頃から注意を怠らない方がいい。