墨田高札十一番「法恩寺」の巻 落語「道灌」の主人公・太田道灌が開祖の寺
バーボンをすすりながらハンバーガー
「幅二十間の本所・横川にかかる法恩寺橋をわたりきった長谷川平蔵は、編笠のふちをあげ、さすがに、ふかい感慨をもってあたりを見まわした。
鉛色の雲におおわれた空に、凧が一つのぼっている」
「本所・桜屋敷」の一節である。池波正太郎さんは「凧が一つ」という1行で、小正月もす…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,169文字/全文1,309文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】