いつも来る怪しいおじさんと店長の“大捕り物” 「家政婦は見た!」状態でウオッチすると…

公開日: 更新日:

 実は当時、そこまで万引防止策を講じていなかったので、低額商品にはセキュリティーシールを貼っていなかった。これがあだとなったようです。なので、低額商品ならうまくやればゲートも反応しないし、ある意味盗み放題。今から考えると脇が甘すぎるのですが、これがつい3年ほど前の話ですから、急激に万引被害が増えたんですね。

 怪しいおじさんに話を戻しまして、何やら小物を盗んでいるのではと、売り場スタッフが睨んでいたわけです。店長をはじめ、スタッフで怪しいおじさんが来たら無線で連絡を取り合っていたところ、平日の昼間に現れました。

■「家政婦は見た!」状態で後ろから前から

 ちょうど店もヒマな時間帯なので、マークできると店長自ら、「家政婦は見た!」状態で見え隠れしながら後をつけていたんです。すると、携帯ラジオ売り場で何やらごそごそとしているところをロックオン!

 おじさんは手に取ったラジオを持ってレジに向かっていきました。

「なんだ、普通に買うのか」と思っていたのも束の間、レジを素通りして出口の方にスタスタと歩いていくではありませんか。店長も慌てて後を追います。なんとおじさんは、携帯ラジオを手に持ったまま何食わぬ顔で店外へ。普通、ポケットやカバンに入れるようなものですが、手に持ったまま、しかも堂々と出ていく。店長はあっけにとられながら追いかけますが、少し距離があった。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース