「サブスクの断捨離」は年内に済ませたい…どうしても「解約」できない場合の手段は?
■「解約しづらい」の声がいまだ多数
初回だけと思って申し込んだものの解約方法が判然とせず、電話やメールで問い合わせてもつながらない、返信が遅いなどで結局、お試し期間が終了し、料金が発生するケースも多いという。
「わざと解約しづらいようなホームページの作りにしていたり、解約や退会を引き留めるようなことがこれまで見受けられましたが、行政の目が厳しくなっている昨今、多くのサービスで会員情報のあるマイページで解約できるようになっています。一方、消費者側の問題も指摘されていて、例えば、若い人でもアプリをスマホから削除しただけで解約が完了したと思い込むなどのケースも少なくないようです」(井上トシユキ氏)
今どきは、サービスごとに解約手順を解説しているサイトがあるほか、生成AI「ChatGPT」に解約方法を質問すると、的確に手順を回答してくれる。
「最近は高齢者のネットリテラシーが高まっているので、こうしたトラブルは減っていくと思われますが、どうしても解約できない場合は、『188』の消費者ホットラインや全国の消費生活センターに相談ができます」(井上トシユキ氏)
知らず知らずのうちに課金されているサブスクサービスも少なくないだろう。年内のうちに解約しておきたい。