政府の電気料金補助廃止が直撃!この夏は「災害級の暑さ」予想で国民生活どうなるのか

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■トマホークを400発、2500億円で買うなら、電気料金に回して!

 SNS上では食料品や日用品が値上がりする中、家計にさらなるダメージを与えかねない電気料金の高騰に戦々恐々だ。

《このタイミングで電気料金の補助金なしって、何考えてんねん》

《いやいや電気はこれからの時期が1年で最も使う時期だろ。このタイミングの廃止はないよ》

 投稿者らの多くが懸念しているのが今夏の酷暑予想だ。

 直近10年の6~8月の平均気温は平年より高く、昨年は東京で30度以上の真夏日が57日連続で観測された。気象庁が発表した最新の3カ月予報も、6~8月の平均気温は全国的に高く、とりわけ8月は酷暑予想。気象条件によっては観測史上最も暑かった昨年に匹敵する「災害級の暑さ」となる可能性が高いというから、当然、クーラーの利用が増えるだろう。クーラーを使うほど電気料金がどんどんかさんでいくのは容易に想像がつく。

 電気料金を抑えたいからといってクーラーの使用を控えれば、命の危険につながりかねない。総務省消防庁によると、昨年5~9月に熱中症で搬送された人は9万1467人で、2008年の調査開始以降2番目に多かったという。

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