著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまの進路に異変 世間の反応が厳しく…東大推薦入試に宮内庁と紀子さまが慎重姿勢

公開日: 更新日:

「3年保育を主張したのは秋篠宮さまですが、具体的な段取りは紀子さまや宮内庁によって行われた。以降、悠仁さまの進学については本人の意向を踏まえながら、紀子さまの考えがまず反映されるようになる。秋篠宮さまはそれを追認する形です」(皇室記者)

 悠仁さまの筑波大付属高校への入学も一般入試ではなく、お茶大と筑波大の間で結ばれた時限的な「提携校進学制度」によるものだ。「特権的な扱いと見られることを嫌う秋篠宮さまは関与していない」と前出の宮内庁OBは話す。大学候補についても「紀子さまの周辺の動きから取り沙汰されている」という。

 だが、最有力とされてきた推薦入試(学校推薦型選抜)による東大農学部の可能性は以前よりわずかながら低くなっているようだ。世間の反応が想像以上に厳しいことに、紀子さまや宮内庁が「慎重にならざるをえないと考えだしている」からだ。やはり「東大」のネームバリューは大きく、賛否を呼びやすいのだ。

■今月22日に筑波大のウェブ出願登録がスタート


 代わりに浮上しているのは、アドミッションセンター(AC)入試による筑波大生物学類。同じ推薦入試でも、高校が申請するのではなく、生徒自身で手続きを行う「自己推薦型」と呼ばれるものだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…