「114106」って読めますか? ピュアさがエモい昭和恋愛あるある5選

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コクハク

不自由さが愛を育む!?恋愛の昭和あるある5選

 恋愛においての常識は、時代の流れと共に刻々と変化しています。令和になって昭和の恋愛常識を振り返ってみると、その新鮮さに驚くかもしれません。
 今回は、とくにピュアな恋愛が繰り広げられていた昭和あるあるをご紹介します。この記事を読めば、あなたもピュアな恋愛がしたくなるかも!?

 さっそく恋愛の常識「昭和あるある」を見ていきましょう!

1. デートの約束は実家の固定電話で

 昭和は、スマホもポケベルもない時代。デートの約束を取り付けるには、手紙や相手の実家の固定電話へ連絡する必要がありました。

 相手の両親が電話に出る可能性は非常に高く、ドキドキしながらデートの約束を取り付けていたようです。

 また、せっかくデートの約束をしても、家を出てしまってからは相手と連絡をとる手段がありません。待ち合わせ場所を勘違いして会えなかったり、急なトラブルを知らずに相手が来るまで雨の中待っていたり、ドラマのようなシチュエーションも起きやすかったのです。

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2. 顔が見たいなら会いに行くしかない

 今は、恋人の顔が見たければスマホのビデオ通話がありますよね。でも、昭和の時代にはビデオ通話なんてありません。

 恋人の顔が見たくなったら夜中にこっそり相手の家へ行き、窓に石を投げて呼び出したなんて人も…。

 ロミオとジュリエットのヒロイン気分になれそうですね。ただ、部屋の窓に石を投げるのは結構テクニックが必要。なかには窓を割ってしまったり、両親に気づかれてしまったりした人もいるようです。

3. 数字で愛のメッセージ

 昭和世代しか知らないのが「ポケベル」です。ポケベルは、相手のポケベル端末に電話でアクセスし、数字でメッセージを送信するアイテム。

「14106」と打てば「愛してる」となり、「0840」と入れれば「おはよう」となります。

 ただし、送信できる文字数が決まっているため、今のように長い文章は送れません。そのため「好き」「愛してる」などの単語で愛を育んでいました。もしかしたら長い言葉よりもシンプルな言葉のほうが相手に伝わるのかもしれませんね。

4. 廊下で彼と長電話

 昭和の恋愛では、スマホがないため電話で彼と会話するには家の固定電話しかありません。固定電話のコードを最大限まで引き伸ばし、家族に会話が聞こえない廊下で長話しする人が多かったようです。

 さらに、家族が最初に電話に出てしまわないよう、いつも電話の横の位置でさりげなく待機していた人も…。

 彼と会話するだけでもたくさんの困難があった時代。その分、愛もたくさん育まれていたのかもしれませんね。

5. カセットテープにドライブ用の曲を吹き込んで…

 昭和のドライブデートあるあるでは、彼がドライブ用にお気に入りの曲を吹き込んだオリジナルのカセットテープを作るのが定番でした。

 好きなレコードからカセットテープに曲を集めて渾身の一本を作るのです。ときには、選曲のセンスでドライブの雰囲気が左右されることも…。

 デートの序盤ではアップテンポな曲、デートの帰り道では雰囲気のあるラブソングをかけるなど、男性は工夫していたとか。愛情を感じますね。

恋愛の仕方がピュアすぎる昭和あるあるは愛に溢れていた!

 昭和の恋愛を見ていくと、アナログなやりとりの中にたくさんの愛や想いが詰まっているように感じました。

 令和には令和ならではの恋愛の良さがありますが、たまにはお互いにスマホを家に置いてデートの待ち合わせをしてみるのも楽しいかもしれません。




(恋バナ調査隊/ライター女子部)

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