獣医師への相談は“はじめの一歩”…ペットの埋葬、私の考え方を紹介します
前回は、可愛がっていたペットが亡くなったときの対応について紹介しました。看取って火葬が済んだら、埋葬になります。自宅の庭などに墓を建てるスペースがあれば問題ありませんが、マンション住まいだとそうもいきません。今回は、埋葬についての考え方を紹介します。
ペットの埋葬で真っ先に浮かぶのは、ペット霊園でしょう。そのアテがないと、インターネットで調べたり、口コミで探したりすると思います。その前にかかりつけの獣医師に相談するとよいでしょう。
ペット霊園はほとんどの動物病院に「お墓のアテがない方がいらっしゃいましたら、当園をご紹介ください」といった営業をかけています。仕事的にCMや広告を打ちづらく、大々的な宣伝はできないので、古くからこのような営業スタイルなのです。
動物病院がかかりつけの飼い主さんを霊園に紹介すると、紹介料が動物病院に支払われるのが一般的です。私も獣医師見習の時代からおつき合いさせていただいている霊園があるので、飼い主さんの相談を受けると、そこを紹介しますが、紹介料を求めていません。その分、霊園さんには花屋さんの供養花を用意してもらって飼い主さんに提供してもらいます。