「今年の漢字」本命はやはりパリ五輪、裏金問題で『金』か …ライバルは『再』か『災』?
今年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に「ふてほど」が選ばれたこと自体が〈不適切にもほどがある!〉なんてツッコミも入っていたが、12日には「今年の漢字」が発表される。
ちなみに昨年は「税」だったが、「今年はほぼ『金』で決まりじゃないですか」と、スポーツ紙デスクはこう続ける。
「ロンドン五輪があった2012年、リオ五輪の16年、東京五輪の21年の今年の漢字は、いずれも『金』でした。今年夏のパリ五輪も日本勢はメダルラッシュ。今年の漢字は一般からの応募で決まるので、『金』が順当だと思いますけどね」
裏「金」問題もあったからなおさらだろうが、例外はある。大手出版社編集者がこう話す。
「08年の北京五輪の時は『金』は2位で、トップは『変』だった。その年の米大統領選でオバマ氏が勝利し、演説で『チェンジ(変革)』を訴えたことも影響しています。ご存じの通り今年は『メーク・アメリカ・グレート・アゲイン』のトランプ氏が再選。そして兵庫県の斎藤知事も再選しました。『再』はかなり有力かと」