NYタイムズが太鼓判! 富山市が世界の旅行者向け「今行くべき52カ所」で大躍進したワケ

公開日: 更新日:

「出勤してから知ったので寝耳に水でした」──。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT=電子版)が7日に発表した「2025年に行くべき52カ所」に富山市がランクイン。市観光政策課の担当者は驚きを隠さなかった。

 NYTは2005年から世界の旅行者に向けて「行くべきリスト」を公表している。今年は日本から30番目に富山市、38番目に大阪市を選出。富山について〈能登半島の玄関口〉と説明し、〈混雑を避けながら文化的な感動と美食を楽しめる〉と評価した。

 観光都市の大阪が選ばれるのは不思議ではないが、より上位に富山市を選ぶとはなかなか渋い。市観光政策課に選出された感想を尋ねると、驚きとうれしさが入り交じった様子で次のように答えた。

「コロナ禍前はアジア圏からの旅行者が多かったのですが、最近は欧米の方も増えてきており、少しずつ魅力が伝わっているのかなと思います。ゆったり過ごせますし、寿司はもちろん、地酒もおいしい。選ばれた理由には、能登半島の復興支援の側面もあるのではないかと考えています」(担当者)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造