個々の小さな不注意で老人が“社会悪”に…「年寄りは許される」は経済的損失なのか?
シニアになると、年の功とともに、余計な経験と知識が積み上がってくる。
「これくらいはしてもいいだろう」「年寄りは許される」と、勝手に思い込んでいる。だんだん「ワガママ」になっているのだ。
「車の止め方がヘン? そんなことはないはず。ほら、ちゃんと線のなかに止まっているだろ」
いや、明らかに2ブロック使っている。自己中心的で横暴な止め方だ!
このように老人は最近、「社会悪」として扱われ始めている。全体で見ると明らかに経済面でマイナス。そして個々の小さな不注意が、全体の大きな損失へとつながっていく。それが最終的に自分に跳ね返ってきて、金銭的なマイナスを生み出すのだ。
「えーっと、ポイントはここを触って、決済のページはこう。で、コンビニ専用のアプリはここを開いて……」なんてマゴついていると、うしろの人がイラついてしょうがない。
そういう場合は、「お先にどうぞ」くらいの紳士的な対応をしてみたい。
そうすれば、若者目線の「危険人物リスト」から除外されるだろう。