神戸製鋼所<下>現実味を増してきた「事業再編シナリオ」
神戸製鋼所はメーカーでありながら、ものづくり出身者はトップになれなかった。このような特異な企業体質が形成されたのは、1969~70年代に起きた内紛劇による。
神鋼は尼崎製鉄(尼鉄)を吸収合併したが、神鋼社長の外島健吉と尼鉄社長の曽我野秀雄が対立。曽我野は右翼の巨魁・児玉…
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