裏金事件に岸田首相「信頼回復の新組織」方針も期待ゼロ 《いつもの時間稼ぎ》と国民見透かし
■「裏金集団が国民生活を良くする政策を考えるわけがない」
岸田首相の発言に対して《信用できない》との声が上がる理由は他にもある。
「自民党の政策集団の政治資金を巡る問題で国民から疑念を持たれる事態を招いていることは大変遺憾で、心からお詫び申し上げたい」
岸田首相が経団連の会合などで多用している「政策集団」との言葉だ。SNS上ではこんな指摘が出ている。
《政策集団って。どこの派閥が政策を作っていたのか。安倍派が政策提言なんて話を聞いたことがないが》
《テレビや新聞の解説では、派閥は閣僚や政務三役らのポストを割り当てるための数の力だったとある。政策なんて二の次、三の次だったんでしょ》
《裏金を作る事ばかり考えていた集団が国民生活を良くするための政策などを考えるわけがない。岸田首相は本気で言っているのか?》
岸田首相が本気で「信頼回復」に取り組む気があるなら、年明けなどと言わず、今すぐにでも収支報告書のデジタル化や、寄付の入出金は必ず金融機関の口座を使う事、企業・団体献金の全面禁止など、できることはいくらでもあるのではないか。