富士通(下)国内でもトラブル続出「負の歴史」、英国史上最大の冤罪事件の今後は
4月1日付で磯部氏が副社長、古田英範副社長が会長に就く人事を発表した。「時田隆仁社長が冤罪事件で引責辞任することに備えた人事だ」(エレクトロニクス担当のアナリスト)と受け止められている。
国内外で公共性が高いシステムのトラブルが続発しても誰も責任を取らないのが伝統と揶揄されてきた“根腐れ企業”だが、英国史上最大の冤罪事件となれば、時田社長の引責辞任は免れないだろう。