下村博文氏「政倫審」忖度抜き裏金ブチまけ期待が腰砕け…説明会見もドタキャンの醜悪

公開日: 更新日:

 下村氏と安倍派幹部「5人衆」や派閥のオーナーを気取る森との不仲を知らない永田町の住人はいない。忖度抜きで「核心」を語ることへの期待から一転、腰砕けなら、もはや下村氏は上がり目ナシだ。世間の評価はともかく、まだ「ポスト岸田」に未練があるらしいが、それこそ世間に「秘密の共有で森元首相や5人衆の支持を取りつけたに違いない」と白い目でみられるだけである。

■2年前のブザマな教訓から何も学んでいない

 前回2021年9月の総裁選直前にも、下村氏は惨めな姿をさらけ出した。政調会長として新型コロナ対策の党内議論を任されながら、総裁選出馬に意欲マンマン。ところが、官邸で会談した当時の菅首相に「出馬する場合は速やかに政調会長を辞任しろ」とスゴまれると、「人としてできない」とあっさり立候補を断念した。数日後に菅が総裁選不出馬を表明したところで後の祭りだった。

 2年半前のみっともない教訓から下村氏は何も学ばなかったのか。政治的センスはみじんも感じられず、総理を狙うなど、しょせんかなわぬ夢だ。やはり、洗いざらいブチまけるしか道は開けない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース