西友(上)北海道・九州から撤退…道内9店舗を手に入れたイオン北海道の狙い
イオンは大型ショッピングモール「イオンモール」を核に小型スーパーを配置している。対するイズミは大型ショッピングモール「ゆめタウン」を軸にサニーを配置し対抗することになる。
イズミのバックには、セブン&アイ・ホールディングスが付いている。イズミの創業者、故・山西義政氏(20年に97歳で死去)と、イトーヨーカ堂の創業者、故・伊藤雅俊氏(23年に98歳で死去)は同じ釜の飯を食った仲間だ。山西氏の自著「ゆめタウンの男」(プレジデント社)の表紙に、戦友の伊藤氏が推薦文を寄稿している。
イズミはセブン&アイと業務提携し、セブン&アイグループとして商品開発、店舗展開を行っている。
福岡を舞台にイオンとイズミ=セブン&アイがガチンコ勝負を繰り広げることになる。
西友はなぜ、北海道と九州から撤退するのか。=つづく