フジテレビは株主総会に戦々恐々…宿敵ホリエモンら“くせ者”が日枝久氏ら経営陣に退陣要求も?
Xにこう投稿しているのが、ホリエモンこと、実業家の堀江貴文氏だ。堀江氏にとってフジテレビは、自身が創業したライブドアが05年に、当時フジの親会社だったニッポン放送株を取得し、敵対的買収を仕掛けた因縁の相手。テレビとネットの融合を呼びかけ、ニッポン放送とフジテレビの親子のねじれ関係に着目し、買収に動いたものの、さまざまな妨害、圧力によって実現しなかった。
フジテレビ株を購入し、今年開催される株主総会への出席を呼びかけているのは堀江氏だけではない。個人アクティビストを名乗るインフルエンサーの田端信太郎氏や、「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏などくせ者たちが、株主総会に名乗りを上げている。中には、フジHD傘下でグループの収益柱であるサンケイビルの売却などを含め、解体的出直しを迫る声も。フジテレビの経営陣は戦々恐々といったところか。
◇ ◇ ◇
ホリエモンが敵対視する、87歳にしてフジ・メディアHDの取締役相談役、フジサンケイグループ代表の日枝久氏が君臨するワケとは。●関連記事で報じている。