コーヒー豆も価格高騰で値上げ続々…庶民がチェーン店すら行けなくなる日
「かつてコーヒー1杯100円台後半だったベローチェの価格はドトールを上回り、だいぶ高くなった印象です。チェーン店にも気軽に入れない状況になりつつあります」(前出の経済ジャーナリスト)
日常的に飲まれているコーヒーは、このまま高級品化してしまうのか。
「多くのチェーンは一般大衆に寄り添いたいという考えを持っていますが、一方で、値上げを断行しなければ会社が存続できなくなります。自民党だけでなく共産党までが最低時給1500円を訴えている中、もはや価格転嫁をしていくほかに生き残る術がありません」(消費経済アナリスト・渡辺広明氏)
一部の値上げに対して、SNSでは〈便乗値上げ〉などの声も聞こえるが……。
「中には便乗値上げとみられるところもあると思われますが、現在はSNSですぐに発信、比較される時代です。明らかにおかしい価格で提供していたら、自然と客足は遠のき、淘汰されていくはずです」(渡辺広明氏)
庶民はもはやコンビニなどのセルフコーヒーで我慢するしかないのか。