鈴木貫太郎が歴史の中に名を残すのは、天皇の軍隊に敗戦を認めさせるという難事業だった
鈴木貫太郎首相が歴史の中に名を残すのは、太平洋戦争を終結せしめた「政治家」ということになるのだが、それは天皇の軍隊であるはずの軍事組織に敗戦を認めさせるという難事業であった。わかりやすく例えるならば、天皇は自らの力だけで戦争を止める権力、権威を失っていたということにもなるであろ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,068文字/全文1,208文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】