鈴木貫太郎が戦っていたのは徹底抗戦派ではなく官軍的心理であった
![1945(昭和20)年4月1日、米軍が沖縄に上陸。那覇市北部で街を制圧する準備をする米海兵隊(C)Underwood Archives/Universal Images Group/共同通信イメージズ](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/340/490/88e8446d9d150922af1902aa454c4afa20240521121212374_262_262.jpg)
鈴木貫太郎首相は自らの周辺では、それとなく日本が戦う状態にないこと、さらには講和の意思もあることを漏らしている。しかし表向きは、聖戦完遂という姿勢も貫いている。すでに紹介したように、官軍的手法や心理と賊軍的心理とを巧みに演じてみせているのである。ひとたび戦になったら、天皇のもと…
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