維新の「0歳児選挙権」て、憲法の「法の下の平等」を破壊することじゃんか
『法改正して実現したら平等権侵害として違憲無効な法律です。ゼロ歳児は意見表明する能力すらありません。結局親が複数票を持つことと同様になります』(紀藤正樹・弁護士)
これは5月13日の紀藤さんのXでの発言。なにについていってるかというと、日本維新の会の吉村代表が、「0歳児選挙権」を衆議院選の公約にするとぶち上げたことについて。
「世界一の高齢化社会である日本だから(0歳児からの選挙権)考えるべきだ」
と吉村どんはいっていた。
たしかに、この国の超少子高齢化は大問題である。労働人口の低下や、税収不足により、社会保障制度の維持が難しくなる。地域によっては、無くなるところも出てくるだろう。
あたしは子育て世代が活発に選挙にいき、政治の主導権を握るのは良いことだと思う。
だが、維新のこの提案は紀藤弁護士のおっしゃるとおり、非常にマズイ。一人一票である、憲法の法の下の平等を破壊することじゃんか。