著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

維新が立憲にシュークリーム贈ったって…べつにニュースにするほどのことではないよなぁ。

公開日: 更新日:

『野党のみなさんにお世話になったという気持ちからです。うちと自民党のせいで、迷惑をかけてしまったので(後略)』(浦野靖人・衆議院議員・日本維新の会

 これは6日、日テレの取材に応じたときの浦野氏の言葉。なにについて語っているかというと、維新の浦野氏が、立憲の国対にシュークリームを贈った意図について。

 ほら、維新は、政治資金規正法の採決をめぐって、岸田首相と馬場代表とが示し合わせ、自民党案に賛成した。

 様々な報道によると、政治資金規正法の改正案が衆議院の特別委員会で可決された5日、岸田首相が自民党と公明党の国対にシュークリームを差し入れたという。そしてその翌日、維新の浦野氏が野党側の国対に、シュークリームを持っていった。各局、各紙のニュースでは、『飛び交うシュークリームの謎』などと報じられた。

 今回、岸田氏が世話になった維新にはシュークリームを持っていかなかったので、「嫌味のつもり」といっている識者もいた。記者にシュークリームどうした? と訊かれて「おいしくいただきました」と答えた立憲議員に「そんなもの食べるな、なにが入っているかわからない」といっている識者もいた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」