選挙とはなりふり構わず真面目に戦ってこそだと思う
はじめこのニュースを見たとき、あたしの感想はこうだった。でも、じわじわと立花さんに対する許せない思いが強くなってきた。なにしろ、立花さんは選挙期間中、ずっとこれをくり返しているんだもん。
2021年、2024年の衆議院選挙、あたしは夫の選挙を手伝った。手伝ったというか、気持ちとしてはともに戦った。
2021年の選挙、夫は野党の推薦を受け立候補、対立候補は自民公認だった。そこへ地元の市長を5期務めた人が名乗り出た。どこの推薦も受けずに。
彼は結果、3位であったが、街宣カーに乗り込み、投票日前日まで「選挙はこれからであります! 逆転できます!」と声を枯らして訴えていた。
感動した。あたしは、選挙とはなりふり構わず真面目に戦ってこそだと思う。そのくらい尊いものだと。
雨の中、交差点に、党の旗を持って立っている人たちがいる。それが敵側であっても、あたしは車の窓を開け、手を振って激励する。「お互いに頑張ろう」と。真面目にやれば、そうなる。