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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

「大連立」発言の真意は? もしかすると石破さんや野田さんの頭の隅っこに…

公開日: 更新日:

『選択肢としてあるだろう』(石破茂・内閣総理大臣)

  ◇  ◇  ◇

 なんについて石破総理がそういったかというと、主要野党と連立を組むことについて。でも、こうもいってたらしい。

「何のためにというのがない大連立は『大政翼賛会』になってしまう」と。

 それは怖いな。そして、石破さんのこの発言を受け、立憲の野田代表は年頭会見で、「(大連立って)なにか大きな危機があったときに考えられる選択肢であって、平時ではそういうことは考えていません」と答えたんだそうだ。

 つまり、戦争に巻き込まれたり巨大な震災が起きてしまった、国が通常運転できないときじゃないとそれはないってことなのか?

 けれども日本は超少子高齢化で、その件に関しては長年問題だといわれてきたが、どうにもなってない。2017年には安倍元首相が、『国難突破解散』をやってのけたが、そのときに国難とした問題はなにも解決せず今に至る。


 結局、今が国難の渦中なのかそうでないか、それを平時と呼ぶのか呼ばないのかさえも(さすがに戦争が起きてしまえば平時とはいえないだろうが)、一部の人の思惑なのかもしれない。

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