「立憲うるさい!」安住衆院予算委員長が身内を“ガチ叱責”…ヤジをスルーし続けた自民出身委員長とは大違い
昨年の衆院選で自民、公明両党は少数与党に転落。30年ぶりに野党がポストを握った衆院予算院長に就いた安住氏。同じ立憲の議員であっても議事進行を妨げるようなヤジは許さないという心構えなのだろう。SNS上でも《立憲はいつもうるさいから。安住さんいいよ》《安住委員長、なかなかやるじゃないか》と好印象のようだが、よくよく考えればこれは当然のことだろう。むしろ、これまでの委員長の議事進行の姿勢に問題があったのだ。
第2次安倍政権以降の予算委では議員席どころか、閣僚席に座った故・安倍晋三首相(当時)や茂木敏充氏(69)らが質問する野党議員に対して平然とヤジを飛ばしていたが、委員長は全く注意することなく知らん顔だった。
自民議員が質問時間があまったからと般若心境を唱え始めても何も注意せず、自民の裏金問題を追及する野党議員に対し、当事者である裏金議員が後方席から大声でヤジを繰り返してもスルーし続けていたのが自民出身の委員長だった。
議場内のヤジを委員長が注意という当たり前の行為が話題になること自体が摩訶不思議な話で、それだけ今までの予算委は異常過ぎたのだろう。