江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発
しかし、野党の委員から「書いてあるよ」とやじが飛んだ上、江藤大臣の後方にいた官僚も慌てて声を掛けて「書いてある」という素振りを見せると、江藤大臣は「はいはい。分かりました」と説明を続けた。
■所管の大臣がイロハの法律を知らなかった
ちなみに江藤大臣は1月31日の会見で、記者から備蓄米放出に関する質問に対し、こう答えていた。
「農水省は国民の皆様方に安定的に食料を供給する義務もありますので、国会議員になって、もちろん目は通していましたが、これほど食糧法を隅々まで読んだことはありません」
その「食糧法(主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律)」の「目的・第1条」にはこうある。
「米穀の生産者から消費者までの適正かつ円滑な流通を確保するための措置並びに政府による主要食糧の買入れ、輸入及び売渡しの措置を総合的に講ずることにより、主要食糧の需給及び価格の安定を図り、もって国民生活と国民経済の安定に資することを目的とする」