女子更衣室に仕掛けた「ペン型カメラ」で盗撮…40歳小学校児童支援員の卑劣行為

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 学校から通報を受けた倉吉署が山崎容疑者から事情を聴き、押収したボールペン型小型カメラやスマホなどを解析。複数の少女が着替えなどをする姿を盗撮した動画が保存されていた。

 調べに対し、「盗撮したことは間違いないが、性的な部位を盗撮したと断言できない」と一部容疑を否認しているという。

 山崎容疑者は2019年4月から今年3月に辞めるまで、5年間、児童支援員として小学校に勤務。児童の生活補助や学習支援など、学校生活をサポートする仕事をしていた。その一方、女子しか出入りできない更衣室にこっそり侵入し、ボールペン型小型カメラを設置していた。

「児童支援員の募集に対し、応募があったため、山崎さんを面接し、採用しました。当時、35歳でしたが、特段、年齢に関して疑問はもちませんでした。山崎さんとはカメラ発覚後の3月末で1年契約の任期が切れたため、契約を更新していません。本人からは所持品を校内に持ち込んだことについて、謝罪がありました」(前出の教育総務課担当者)

 この5年間で日常的に盗撮が繰り返されていたことも考えられ、女子児童が「盗撮用ボールペン」の存在に気付かなければ、そのまま山崎容疑者の契約が延長され、さらに多くの被害者が出ていた可能性もある。

 教え子をターゲットにした教育者による性犯罪が後を絶たない。

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