病弱ナルシスト無職男が1040万円「純金茶碗」盗む…行き当たりばったり犯行の一部始終

公開日: 更新日:

「堀江は当日、高島屋の近くを散歩していてたまたま展示販売会が開催されていることを知り、無計画で犯行に及んだ。変装もせず、犯行直後も現場から離れず、普段から使用している交通系ICカードで地下鉄に乗り降りし、そのICカードからアシが付いた」(捜査事情通)

■SNSで無言の自撮り動画を複数アップ

 堀江は犯行後、スマホで地元・江東区の買い取り店を調べ、純金茶碗を180万円で叩き売り。逮捕時には、現金130万円を所持していた。

 茶碗は、転売された台東区の古物買い取り店で発見された。

 本人のSNSなどによると、堀江容疑者は北海道旭川市出身。江東区の集合住宅で父親と2人暮らしだ。

 小さいころから病気がちで精神的に不安定な面があり、東京に出てきてからも仕事は長く続かず、職を転々としていたようだ。事件当時も体調不良で仕事はしていなかった。

 自身のフェイスブックに登録されている友達は1人だけだったが、定期的に書き込みをしていた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…