パパ活相手募集の女性を狙うスマホ転売ヤーのズルい手口…家電購入の代行バイトを口実に
「宗綱は『一番安いプランで契約してください』と言って女性に10万円以上するスマホを購入させ、少額の報酬を渡して信用させていた。女性は実際に会う直前まで『今日は大人でよろしいでしょうか?』と『大人の関係』になるつもりだったようだが、宗綱の目当てはあくまで金で、女性と肉体関係はもたずに姿をくらました」(捜査事情通)
被害額が少ない割には手が込んでいることから、同署は宗綱容疑者が同じ手口で複数の女性をだまし、スマホの転売を繰り返していたとみて調べを進めている。
「安いプランで契約させたのも、女性が泣き寝入りすることを狙っていたのかもしれない。パパ活はSNSで知り合った初対面の男女が密室で2人きりになるため、ヤリ逃げされたり、トラブルに巻き込まれても被害を申告しないケースも多い。売春をしている女性の後ろめたい心理につけ込んで、小遣いを渡しておけば、被害届を出さないだろうと考えていたのではないか」(前出の捜査事情通)
宗綱容疑者もまさか女性が被害に気づかないまま警察に駆け込み、「パパ活」を自己申告するとは思わなかったのかもしれない。