借金6000万円! ホストにハマりヤミ金に騙された20代女性警察職員の墜落ぶり
「ホスト代や生活費などで借金は6000万円まで膨らみ、消費者金融も貸してくれへんようになった。そんでヤミ金に手を出した。ただヤミ金いうても、ホンマに金貸しをしとったんかは分からん。最初から金を貸すつもりはなく、反社がヤミ金業者を装っとったんかもしれん。女性職員はわらをもつかむような思いで、『400万円貸してください』と泣きついたそうや」(捜査事情通)
女性職員はヤミ金業者を名乗る人物の指示に従い、昨年1月、自分と母親の名義で虚偽の申告をして2つインターネット口座を開設した。
「400万円を貸す条件として、業者側は『金利140万円を先払いしてくれ』ということやった。『その口座を返済用の口座にしますから』という業者の口車に乗り、女性職員は第三者に譲渡する目的で銀行口座を作らされてしまった。業者から『140万円の金利を直接引き出すため、口座のIDとパスワードを教えてください』と要求され、女性は言われるがまま伝えてしまった。その結果、自分と母親の2つの口座を業者に奪われ、振り込んだ140万円をまるまる引き出され、一銭も貸してもらえなかった。典型的な融資保証金詐欺の被害に遭った」(前出の捜査事情通)