大阪・西成「肉の松ちゃん」ドライブスルー方式で覚醒剤直売…“安いうまいホルモン店”の裏の顔

公開日: 更新日:

「客は『着きました』とメッセージを送り、それに合わせ、店主が店から出てきて覚醒剤の入った封筒を渡し、現金を受け取っとった。ほとんど会話は交わさず、ホンマ短時間やった。客は日本人の方が多く、20~60代と幅広い年齢層で女も1人おった。店や自宅など8カ所ガサをし、西成区内の倉庫から約360グラム、末端価格2370万円相当の覚醒剤が見つかった」(捜査事情通)

■焼き肉店は「隠れ蓑」

 焼き肉店は飛田新地の中心部から徒歩5分ほどのところにある。近隣住民がこう言う。

「今の店になって2年ぐらいやけど、お客さんが入ってるのを見たことないわ。私からしたらコレはカムフラージュやな、いうのは分かる。シャッターを塗り替えたり、<心を込めて準備中>いうプレートを掲げとったけど、そう書いてるだけ。普通やったら営業時間が来たら店を開けるのに、ほとんどシャッターが閉まったまま。人が来るときだけ開けるいう感じやった」

 調べに対し、売人はダンマリを続けているそうだが、「宅配」はしていなかったのだろうか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…