大阪・西成「肉の松ちゃん」ドライブスルー方式で覚醒剤直売…“安いうまいホルモン店”の裏の顔
「客は『着きました』とメッセージを送り、それに合わせ、店主が店から出てきて覚醒剤の入った封筒を渡し、現金を受け取っとった。ほとんど会話は交わさず、ホンマ短時間やった。客は日本人の方が多く、20~60代と幅広い年齢層で女も1人おった。店や自宅など8カ所ガサをし、西成区内の倉庫から約360グラム、末端価格2370万円相当の覚醒剤が見つかった」(捜査事情通)
■焼き肉店は「隠れ蓑」
焼き肉店は飛田新地の中心部から徒歩5分ほどのところにある。近隣住民がこう言う。
「今の店になって2年ぐらいやけど、お客さんが入ってるのを見たことないわ。私からしたらコレはカムフラージュやな、いうのは分かる。シャッターを塗り替えたり、<心を込めて準備中>いうプレートを掲げとったけど、そう書いてるだけ。普通やったら営業時間が来たら店を開けるのに、ほとんどシャッターが閉まったまま。人が来るときだけ開けるいう感じやった」
調べに対し、売人はダンマリを続けているそうだが、「宅配」はしていなかったのだろうか。