日本野球機構も困惑…楽天マー君「メジャー移籍」に選手会が“横ヤリ”の波紋
14球団どころか、場合によっては「2~3球団の入札になる可能性もある」(友成氏)というのだ。“セリ”に参加する球団が減れば、落札価格も下落する。「入札金と年俸はそれぞれ50億円くらい。ダル同様、総額100億円程度」とみるスカウトも中にはいる。交渉のスタートラインが遅れることで「総額150億円」が3分の2に目減りすることもあり得るのだ。
選手会が「メリットが大きい」と主張する“無法地帯”になる可能性はほとんどない。遅かれ早かれ新制度は成立するのだから、選手会はゴネ得どころか、結果として楽天と田中の実入りを減らすことになる。