「子どもの体じゃない」…浅田真央が再び選んだ「ノクターン」の舞
初の国際舞台で表彰台に立ってから6年。浅田が再び「ノクターン」を選んだのはなぜか。
本人は「一度、滑ったことがあるので(タイミングは)取りやすい。好きな曲で滑りやすいし、いろんな表現ができると思う」と語っているが、もちろんそれだけではない。
「今年と6年前のビデオを見比べれば、その違いは一目瞭然。手足が細い少女が腰回りに肉がついた大人の女性になった。浅田自身も<私のカラダはもう子どもじゃない>と語っている。16歳の時はジャンプばかりが注目され、ステップなどはまだまだ低レベルだったが、残念なことに浅田は今もトリプルアクセルのイメージが強く、表現力に乏しいとの印象がある。この曲のテーマは『初恋』です。今はスケーティング技術がアップし、指先でも女心を表現できるまでになった。振付師のニコルは6年前の振り付けも担当。同じ曲でこの間の成長とキム・ヨナにも負けない表現力をアピールする意図があるのでしょう」(フィギュア関係者)
浅田も「以前(06~07年シーズン)と比べて大人っぽくなったイメージで表現したい」と話している。ソチのリンクはショパンで舞う。