HEIWA・PGM 大モメ「大会略称」で暗躍していた元NHK海老沢会長
海老沢氏は茨城県潮来市の出身。同市は霞ケ浦の最下流部にあり、湖畔に沈む夕日が望めるロケーション。過去にはNHKをはじめ、数々の旅行番組や映画の撮影にも使われている。少しでも地元の知名度をアップさせたいということなのだろうが、会場となった「美浦ゴルフ倶楽部」は霞ケ浦に隣接しているとはいえ、住所は美浦村で霞ケ浦という名前は入っていない。昨年、今大会の開催が決まった際、海老沢会長から大会名に「霞ケ浦」を入れるよう指示があったというのだ。郷土に対する思い入れは人一倍強く、取り巻きたちが会長をおもんぱかって「in霞ケ浦」は外さないで、となったということらしい。
「NHK会長時代は反対派を子会社へドンドン飛ばし、イエスマンばかりで周囲を固める“恐怖人事”を行ったため、当時の北朝鮮指導者にならって、“エビジョンイル”と揶揄された。衛星放送(BS)の普及に力を入れ、大都市に続いていち早く出身地の水戸放送局で地デジを実施したのも会長の一声で決まったといわれます。会長就任早々、茨城(宍戸ヒルズCC)で開催されるツアー選手権に<もっと力を入れるように>と指示したり、先月の日本オープン選手権(茨城GC)では水戸放送局のブースを開設するなど、大々的にバックアップしていました」(NHK関係者)